空気を取り込むために、大きく窓を開けました。
気持ちのよい秋晴れ。風も強くなくここちよい。
昨日のできごと。いよいよ10月も終わりか~と思った月末日の朝一番。
仕事前のいつものコーヒーを入れようとキッチンへ。
朝いちばんの虫との戦い
「ハエが入ってきちゃったよ~(汗)!」
急いで夫のとらおが電撃ラケットを手にキッチンにやってきました。
「これ、使ったことないからやってみる。どうやって使うの?」
そんなことをいま説明しているヒマはないのだ…。
穏やかな朝が、空気は一瞬にして緊迫した。
でも、今回は、とらおにおねがいしてみようかな…?
前回初挑戦で成功。電撃ラケットでひとり無事戦うことのできたわたし。
前回の成功体験を目の前で見せたい。
「わたし、またやってみる!」と、再度挑むことに。
今回も同じ要領でやってみよう。いざ戦いへ!
2度目の戦いへ!!
虫はどこ?
ホントにハエ?
窓際に飛んでいるもの発見!
急いで、虫の居所に近づきつつ、ラケットの準備を再度確認。
・ラケット面はしっかり固定ね。OK。
・伸縮できるタイプなので、持ち手のところもしっかり固定ね、OK。
・ボタンを指で押し通電してみる。ランプ点灯ね、OK。
とらお「そこそこ! レースのカーテンの裏側に入った!」
虫は窓とレースカーテンの間を飛行中。
虫の全貌は見えませんが、白いレースの間から黒い姿がはっきり見えます。
目視確認OK!
窓際に背の高い観葉植物があるので、目の前までは行かれません。
窓を右に、左側からスタンバイ。ラケットを右手に持つ。
ラケット面が窓と平行になるように角度を合わせて、
窓とラケットで挟むように押さえた。
ズズズズっ。ズズズズっ。
2回。約2秒ほど電撃ラケットをカーテン越しに当てた結果、敵は陥落。
静かに戦いは終了した。
レースカーテン越しでも電撃ラケットの威力は変わらない
前回と違う点は、今回はラケットを当てるのがカーテン越しだったせいか、
実は前述の「ズズズズっ」という音が聞こえなかった。
一部始終を見ていたとらおに、「音きこえた?」と聞くと、「聞こえなかった」とのこと。
戦いに集中していたせいでわたしだけ聞こえなかったのかと思っていたら、とらおも聞こえなかったとのこと。
カーテン越しであっても、一瞬で効果あり。かかった時間はあっという間。
Amazonで販売されている、備えあれば憂いなしの「電撃ラケット」
*電気によって虫を退治するラケット
*暗いところでも安心の光点灯・充電式ラケット
落ちた敵は、まったく身動きをしていない。
観葉植物と窓の隙間のせまいところに落ちたので、ダストパンで捕獲。
またもやハチ?
あれれ~? ハエじゃなくて、またもやハチ??
おしりに縞模様が見える。触角もある。
でも、全体が白っぽいふさふさした毛に覆われている。
(写真上)ピンク色のダストパンの上に横たわる虫。
前回捕獲したハチは全体が黄色っぽいもので、お尻が縞模様。
目がおっきくて、ハチだとすぐに認識できた。
これは全体が白っぽく、一般のハチと比べると黄色味が薄い。
かといって、グレーだとも言い切れない。
目は前回のものほど大きくはない。
触角の曲がり具合のかんじは、みつばちマーヤのアニメを想い出させる。
本当にハチなのか? ハチなら、何という種類のハチなんだろう?
危険性はあるのか? もっと知りたい。
インターネットで調べることにしました。
やっぱりハチでした。
ニッポンヒゲナガハナバチ…ですかね?
(出典)ハチ(蜂)図鑑-教育学部理科教育講座地学教室-岐阜大学
http://chigaku.ed.gifu-u.ac.jp/chigakuhp/html/kyo/seibutsu/doubutsu/08hachi/higenaga/02.html
(出典)花バチの仲間Ⅰ
http://sanmondat.sakura.ne.jp/kontyu/hati/hanabatig/mitubatig/kosibutohanabati/nipponhigenagahanabati6.htm
上記のWebsite ”昆虫図鑑”のハチを検索してみました。
こんなにたくさんのハチの種類があるんですね。驚きました。
外見が一番近いので、ミツバチ科「ニッポンヒゲナガハナバチ」と断定。
大きくはずれてはいないだろうと思います。
これは触角は短いので「メス」、長いのはオスだそうです。
お花の蜜を集めてくるミツバチのお仲間。
わたしの大好きなハチミツを集めて来てくれる働きものです。
本来わたしが嫌う害虫とは一線を画す存在です。
撮影されたきれいな色のお花の上でお食事中の姿などを見ると、虫嫌いな私も「ぎょえー!害虫だ!!」と、そこまで毛嫌いするほどでもありません。
高性能なカメラを使って芸術的写真を撮ってブログにアップしているかたもたくさんおられることを知りました。動く小さな昆虫のシャッターチャンスを見逃さず撮影するのも大変なことでしょう。どの写真を見ても、ハチ(蜂)も自然の中ではとても生き生きとして見えます。
ハチさん。おねがいですから、もうわたしの部屋に入ってこないでください。
今日からめっきり寒くなりました。季節は冬に向かっています。
ここにはお花もあまーい香りのするものもありません。
わたしのところに来てしまうと、敵の害虫としてみなして電撃する以外方法がないんです。
犠牲虫がこれ以上出ませんように、電撃ラケットの出動がありませんように。